メッセージ

新聞販売業

「契約件数」ではなく「新聞のファン」を増やす。1人ひとりに合わせた新聞の読み方・楽しみ方を、お客様と一緒に探していくのが私たちの営業スタイルです。お得だから契約するのはなく、楽しいから契約をする。こうした本質的な営業を続けてきたことで、購読者減で斜陽産業とも呼ばれる新聞販売業界の中で、毎年右肩上がりの業績を残しています。

新聞販売業01

1957年の創業以来、1件1件、1人ひとりを大切に地域密着で営業を続けてきました。茨城県牛久市を販売エリアにスタートした当社ですが、事業拡大を続け、今では県南エリアの多くを担当しています。取り扱いは朝日新聞・朝日小学生新聞・茨城新聞・産経新聞・日本経済新聞・東京新聞など多種多様。お客様ごとのベストな新聞を探し、一緒に読み方や楽しみ方を見つけご契約を増やしています。また、損保ひまわり生命の代理店業やウォーターサーバー販売など、社内の別事業のご契約も、新聞販売業のお客様が中心です。新聞をきっかけに関係性が広がっていく営業スタイルは、地域密着ならではの信用信頼の証です。

新聞販売業02

営業も配達も集金も、全ての業務を1人のスタッフがやることが当たり前だった時代に、業界では先駆けて営業/配達/集金の分業を進めてまいりました。分業は育成に時間がかかり、人件費も増えます。ですが、役割分担が進むことでスタッフの働きやすさと責任感が増えるはずです。結果としてお客様1人と向き合う時間が増え、丁寧に新聞の楽しみ方を伝える営業スタイルが確立。価値を伝える営業ができるようになったので、洗剤等の日用品とセットで契約することを辞めました。こうした、考え方ややり方に工夫を加え変えていくことで、まだまだ伸びしろがあるのが新聞販売の仕事です。

デリバリーサービス

「街に詳しく、配達も得意」そんな私たちの強みを活かせる新たなサービスとして、2019年から出前館事業を開始しました。出前館は文字通り、飲食店の料理をお客様のご自宅まで配達するサービス。出来たての料理を美味しいうちに届けるという時間との戦いの中で、「迅速・安全」の2つを高いレベルで両立できているのは、街と配達のプロである私たちならではの特徴です。

デリバリーサービス01

私たちが出前館をスタートしたのは、ピザ以外の配達がまだまだ普及していなかった2019年。自社の強みと先見性から参画を決めました。事業開始当初は、サービスを利用していただく飲食店とユーザーの双方の拡大に奔走しましたが、そこでも新聞販売業で培った知識やノウハウを活用。飲食店が多い少ないといった地域ごとの特徴、平均年齢層、世帯層。新聞販売で得たこうした情報をもとに、お客様に合ったサービスとして出前館を広げていきました。そして2020年、おうち需要の拡大とともに事業は高速で成長、宅配はなくてはならないライフラインへ進化をしていきます。

デリバリーサービス02

1日の売上が2020年には創業期の18倍まで増加。それに伴い拠点数、スタッフ数も増やし、出前館は当社の中核を担う事業へと成長をいたしました。私たちの「得意」とお客様のニーズが噛み合ったことで、大きく業績を伸ばすことができました。今後も新店舗の予定が続々と決まっておりさらなる成長が期待されています。また、希望があった場合に、新聞販売業↔出前館事業でスタッフの行き来も始まり、これまで以上に成長機会を与えられる組織になっています。人が成長して、会社が成長して、業績が上がる。スタッフの成長機会を増やしていくためにも、今後もデリバリー事業は進化を続けていきます。